ベスパ税理士法人様
2024年04月30日
exaflowの導入によって電子帳簿保存法に対応することができました。さらに、手間のかかる帳票類の入力作業から解放され税務相談や税務申告に集中できるようになりましたし、テレワークの導入が容易になり業務効率とスタッフの働きやすさが大幅に向上しました。
ベスパ税理士法人 濱田 秀晶さん へインタビュー
◆税理士事務所の主な業務と課題は何ですか?
- ・主な業務は、クライアント(とくに中小企業や個人事業主)の税務申告・税務相談、財務諸表の作成、記帳代行、帳票類の管理などです。
- ・課題としては、記帳代行が手作業となっており多大な時間と労力を要していることです。また、クライアントから預かった領収書等のデータを正確に会計ソフトへ入力しなければなりませんが、ヒューマンエラーによる誤入力のリスクもありますし、クライアントの財務情報は非常にセンシティブなデータなのですが、これらの情報を安全に保管し不正アクセスや漏洩に対してリスクヘッジしなければならない事も課題だと考えております。
◆現在はどのように対応しているのですか?
- ・スタッフを総動員して会計ソフトへの入力を行っていますが、スタッフ間で入力速度、入力精度にバラツキがあり、これらが業務の長時間化の要因となっています。
- ・また会計ソフトへの入力には閑散期、繁忙期がありますが、繁忙期には臨時スタッフを雇用しなければなりません。しかし必要なときに、必要なスキルを持つスタッフの確保は容易ではありません。
◆望ましい業務の進め方とはどのようなものですか?
- ・「帳票等の会計ソフトへの入力」のような非効率な業務を第三者へ委託し、余った時間を活用してお客様から求められている「税務アドバイス」「経営アドバイス」「税務申告」に注力したいです。
◆なぜexaflowを導入することになったのでしょうか?
- ・2024年1月1日から施工される電子帳簿保存法の電子取引に関するデータ保存義務化に対応するため導入することを決めました。
また「領収書等の読み取りから会計ソフトへのアップロード」というサービスもありますが、これは自社にスキャナーを設置しスタッフが領収書等の読み取り操作をするというもので属人化の域を出ることはありませんが、exaflowは領収書等の読み取りにも対応しているので「帳票類の会計ソフトへの入力」から解放されるとも考えました。 - ・さらに魅力的な価格設定も導入の大きな要因でしたし、地方自治体が後押ししているということでシステム自体の信頼性や安心感もあったので導入を決めました。
◆exaflowの導入でどのように改善されましたか?
- ・電子帳簿保存法に対応出来るというのが大きいです。
- ・さらに「帳票等の会計ソフトへの入力」からの解放により、税理士本来の業務に注力できるようになりましたし、繁忙期における臨時スタッフの雇用など煩雑な業務もなくなり、人件費削減にもつながりました。
◆想定以上の利点はありましたか?
- ・会計事務所とクライアントが「電子取引に関するデータ保存義務化」に対応しながらさらにデータの共有が出来るというのが想定以上の利点でした。電子帳簿保存法が施行されましたが、当社のクライアントは小規模事業者や個人事業主が多く、自社で電帳法対応のシステム構築は困難です。exaflowは電子帳簿保存法にも対応しており、exaflowを導入することでクライアントは容易に電子帳簿保存法に対応できるようになりました。
- ・また、従来「帳票等の会計ソフトへの入力」は、領収書等の管理の一環で当社事務所において行っていましたがそのためには当社スタッフは事務所への出勤が必要でした。exaflowの導入により、スタッフの出勤は必須ではなくなりテレワークを導入できました。これは特に女性スタッフにとって家事や子育てとの両立が可能になり、新規スタッフ採用時の大きな魅力となっています。